エリンギ・エノキ・鳥取・北村きのこ園 公式ウェブサイト

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きのこ作りストーリー

きのこ作りストーリー

第一話(2013年5月17日) 

当社は昭和40年に先代(喜久)が、エノキ茸の生産を始めたのがスタートである。先代は持ち前のパワーと好奇心をフルに活かし、新しいものに取り組んでいきました。エノキ茸を始めた頃は市場の売り子さんも「これはなんだぁ」「こんなもん売れん」という反応であったと聞いております。今のように空調も完備されておらず、非常につくりにくかったようです。

 全国各地域のきのこ栽培者を訪ねると、工場の棟が後でくっつけたように、幾重にも重なったようになっているのをよく見かけました。これは高度経済成長のまっただ中で、エノキの生産においてもつくれば売れる時代の証であったようです。その後当社も平成8年にエノキ茸の生産を840トン/年とし、最高の生産量となりました。

 平成元年頃にエノキ茸の品種改良が行われ「白系」と言われる品種がでました。従来の「在来種」といわれたつくりにくいエノキ茸とは違い、光りに当てても茸自体に色がつかないということで、瞬く間に全国に広がりました。技術革新はすごいですね。一挙に世の中を変えてしまいます。このつくりにくかった「在来種」をなるべく茶色っぽい色をつけずに生産することが生産者の腕の見せ所といったものでした。

第一話とした方が良さそうな・・・第二話(2015年1月27日)

今日は暖かい雨がしきりに降っております。当社の目的であります、「感動していただけるきのこ」を目指して、「びっくりエリンギィ」増産に向けて頑張っているところです。県・町の補助をいただき、「びっくりエリンギィ」を多く出せる設備の投資をこの2年間でやらせていただきました。

 1本が100g以上を基準としており、唯大きいばかりでなく、しっかりとかたさもある商品です。徐々に引き合いも・知名度もアップしておりますが、「早速増産が出来ましたので、いつでもおもとめいただけます」、というようには簡単にいかないのが世の常。設備の補足を行いながら微調整を余儀なくされております。

 エノキ茸は発祥の地長野県の頑張りもあり、健康部門で成果を上げつつあります。エノキの乾燥品であります。当社も生産者の強みを活かして乾燥品を生産しておりますが、徐々に認知されつつあります。体の中から健康を!ということでは非常にいい商品です。乾燥したものをそのままお汁に入れれば、いい出汁が出ます、まろやかになるんです。おまけに意識しないで、「エノキタケリノール酸」の効果である内臓脂肪を積極的にとってしまえる。そして、きのこ自体は独特な歯ごたえを楽しんでいきただき、最終は腸内の掃除をしていただける。「便の質が変わりました」とお客様から言われることも多いです。勿論我が社の社員さんもお茶などで飲んでおります。

 

第3話(2017年12月1日)

早くも師走に入りました。歳をとると刻がたつのが早くなります。きのこ業界の大手は海外に販路を求め、中小・零細規模は商流を変更しながら、永続しようと国内・地域で躍起にもがいているという感じです。野菜の暴落や高騰は天候に左右され、その裏で野菜の穴埋めをする形できのこは反対の動きをするのが常です。その頻度がここ近年半端ないくらい起きてしまい、2ヶ月の栽培期間があるきのこは、需給バランスを最適にする生産調整が難しいのが現状です。2ヶ月前の天候の状態が読めないし、変化が急激だからです。当たり外れが大きく、年々リスキーな賭け事の様相を呈してきています。

 健康によいものを、個性豊かに、手軽に食べられる形で、そういう商品を開発しなければ弊社も将来的に存続しなくなる。危機感を感じています。今開発中の「コリッコリッえりんぎぃ」もそういう思いで手がけております。健康的には5大栄養素の「タンパク質」「炭水化物」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」、それに「食物繊維」が第6の要素として加わろうとしている。それほど「食物繊維」が重要視されてきました。

「コリッコリッえりんぎぃ」は食物繊維たっぷりで、しかも食感がよく、手軽に開けて食べられる。もちろん「つまみ」として食べるだけでなく、サラダのトッピング・パスタの具などにもアレンジできる、と食べ方はいろいろです。シリーズものとして考えており、種類を広げて皆さんに楽しんでいただける商品に仕上げていこうと考えております。