きのこ通信
北村きのこ園のきのこを知っていただくには・・・・
皆さんお元気ですか?きのこ応援隊 隊長まえたです。
さて、北村きのこ園では以前より生産しているエリンギィやえのき茸を皆様に身近に感じていただく活動を行っております。
工場見学ともぎ取り体験は、事前予約が必要となりますが、子どもさんはもちろん大人の方も体験できるプログラムです。
学校での行事としての工場見学はもちろん、地域の子ども会や大人の方の地域の集まり、グループ活動の一貫としてこれまでもご参加いただいています。
・エリンギィやエノキ茸はどうやってできるの?
・収穫するまでの行程は?
・どんな場所で、どんな材料でできているの?
・収穫はどうやって行うの?
などなど、なかなか知ることのない生産現場の様子を見学します。
例えば北村きのこ園のエリンギィは、出荷までに約11近くの工程をへて市場へ出荷されています。
工場見学ではその中からいくつか工程を抜粋をし、皆さんに解説を加えながら見学していただきます。
例えば、原材料を準備している様子、原材料を混ぜたものを培養瓶に詰めこむ作業、培養室で菌糸を伸張させている様子、収穫や包装の工程など20~30分かけて見ていただきます。(ただし、見学の開始時間によって作業行程が異なります。)
さらに成長したエリンギィのもぎ取り体験もご一緒に。
エリンギィを収穫するにはちょっとしたコツがあり、力の入れ加減がポイントになります。
そのコツは、実際に体験するのが一番!
収穫の喜び、楽しさを味わっていただきます。
もぎ取ったエリンギィはお持ち帰りいただけるので、自宅で調理をし新鮮なエリンギィの食感をご堪能ください。
採れたての美味しさが味わえる貴重なプログラムです。
工場見学ともぎ取り体験は事前のご予約(1週間前まで)をお願いしております。
約1時間程度で、体験料はお一人¥1,500です。
小学校の校外学習の場というだけでなく、現在はコロナ禍で活動自体が控えられていますが、従来は地元中学生の職場体験の場として約1週間北村きのこ園で働くということを体験してもらっていました。
そのほか、鳥取大学や鳥取環境大学の学生の方々にもゼミであったり、研究の一環として携わっていただきました。
鳥取大学の農学部の生徒さんには、廃棄するオガクズを使って生ゴミを減らす研究や、鳥取環境大学の学生さんには、地元の飲食店にも北村きのこ園のエリンギィを活用してもらう為のメニュー開発など、学生さんたちが意見を出し合いながら、メニュー提案していただくなど様々な形で意見をいただきました。
さらに、東京の学生さんとの縁を、八頭町のPRアドバイザー山田雅行さんが結んでくださり、相互交流が続いています。
山田さんがフィリピンツアーで日本大学 文理学部のボランティアサークル「Salamat A(サラマット エー)」と出会われたのが2011年。
「Salamat A」はフィリピンの子ども達に文房具などを届ける支援を行っており、ボランティアサークルの活動を山田さんが支援されることに。
2013年、渋谷区幡ヶ谷六号坂通り商店街の一角に八頭町で収穫された野菜・果物の販売所が設置され、その場所で北村きのこ園のエリンギィもSalamatのメンバーが販売をしてくれました。
今でもご縁はつながり、Salamatのメンバーが八頭町に研修で訪れ、実際に北村きのこ園にも視察も実現しました。
コロナの影響で昨年から交流ができませんが、また状況が改善したら相互交流できる日を心待ちにしています。
こちらは、北村きのこ園で実際に栽培している栽培瓶をご購入いただき、各自で栽培していただきます。
成長に最適気温が16℃程度。
夏休みの自由研究にもピッタリと言いたいところですが、真夏は30度を超える日も多く、エリンギィの成長に大切な温度と湿度のバランスが家庭では取りにくく、成長に適している10月〜5月に販売を行っています。
菌糸が回った状態でお渡しをしますので、あとは成長を待つのみ。
時間の経過とともに成長するエリンギィの様子を見ることができるのは、この「育ててみよう!」のキットだからこそ。
有料となりますが、秋になりましたらぜひお試しください。
●北村きのこ園では、こだわりをもって「エリンギ」を「エリンギィ」と表記しています。なぜ、「エリンギィ」なのか、こちらをご覧ください!!
●北村きのこ園では店頭で新鮮なエリンギィとえのき茸を購入していただくことができます。近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。
(有)北村きのこ園
鳥取県八頭郡八頭町下野794
TEL0858-73-8314
定休日:日曜日・水曜日