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きのこ通信

きのこ通信

調理してみよう!Vol.10『エリンギィ入り豆腐ハンバーグ』

2021-07-13
北村きのこ園のエリンギィやえのき茸を使って料理してみよう!!

こんにちは。

きのこ応援隊 隊長まえたです!!

2021年は春の訪れも梅雨入りも早く、季節のめぐりが早いなぁと実感していましたが、今年の梅雨明けはもう少し先のようですね。

雨がシトシトと降る梅雨という感じはなく、川の水位が急激に上がるほどの雨量で本来は恵の雨と喜ばれるものも、近年では怖ささえ感じることも多くなりましたね。

お住まいの地域の被害が少ないことを願うばかりです。


さて、梅雨が開けると太陽が燦々と輝く夏がやってきます。

みなさん夏を迎える準備はできていますか??

今回は、この時期身体に取り入れておきたい食材とともに、エリンギィの食感を生かしたメニューをご紹介します。


「エリンギィたっぷり豆腐ハンバーグ」

エリンギィのコリコリした食感も楽しむために、芽とりエリンギィを使って調理しました。


<材料>

鶏ももひき肉、木綿豆腐、エリンギィ、青じそ、生姜、醤油麹、塩麹、砂糖、米粉、粗挽き胡椒、油


<作り方>

①木綿豆腐は水切りしておく。生姜はすりおろす。

 エリンギィ、青じそはみじん切りにしておく。

 *エリンギィは食感を生かしたいので、あまり細かくしすぎないように

②ボウルに、鶏ひき肉、①と油以外の調味料を入れ、全体を混ぜる。

 *約30分置き、味を馴染ませる。

③好みの大きさに成形し、フライパンに油をひき中火で焼く。

 途中、蓋をして火を加減しながら両面蒸し焼きする。

④そのままでも美味しいが、大根おろしとポン酢でさっぱり食べるのもおすすめ。


<ポイント>

◎豆腐の水切りがきちんとできていないと、水分が多く成形しずらく仕上がりも水っぽくなるので注意。

◎麹の酵素力を生かすために、最低30分は寝かすこと。麹の力で鶏ひき肉がふっくらジューシーに。

◎醤油麹がない場合は、醤油で良い。


材料
ボウルに材料を入れ混ぜる
麹の力を生かすため混ぜてから30分は時間をおく
成形しフライパンで焼く
「芽とりエリンギィ」とは?
芽とりの作業の様子

エリンギィは栽培瓶を使って成長させます。

エリンギィの菌糸を成長させていく過程で、一株にたくさんの芽ができます。

その芽を全て成長させると、栄養をそれぞれが奪い合うので、一つ一つのエリンギィが小さなものになります。

一つの栽培瓶の中から形や色を見ながら「芽」をいくつか間引くことによって、大きなエリンギィができ、びっくりエリンギィとして商品化されています。

その成長段階で芽を間引いたものが「芽とりエリンギィ」です。

大根や人参などの野菜でも大きく成長させるために若菜をいくつか間引きますね。

「間引き菜」は食感も柔らかく辛味やあくも少なく食べやすいのが魅力ですが、「芽」をとったエリンギィは小さいものですが、生命力に溢れていますので、ギュッと手で握ると弾けるような弾力を感じられます。

きのこ特有の匂いも少なく、食材としても大変優れています。


梅雨時期は不要な湿気を身体に溜め込まない!!

雨がよく降る今の季節、個人差はありますが頭がズキズキしたり、不調を感じやすくなったりする方がいます。

梅雨時の頭痛は、急に暑くなったり寒くなったり温度変化による冷えや、気圧の変化、湿気が多いために痛みを感じたりする場合があります。

頭が痛いだけでなく、頭が重く感じたり、熱っぽく感じたり、食欲が無くなったり、倦怠感を感じたりと症状も人によってさまざま。

中医学的に考えると「脾」の働きが多湿によって悪くなってしまい、トラブルを感じやすくなると言います。

脾は食べたものを消化して、全身に栄養を運ぶ役割をしています。

多湿によって脾の働きが鈍くなることで、栄養が全身になかなか巡らず停滞が生じ頭痛が引き起こされるのが原因の一つと考えられます。

なので、雨がたくさん降る梅雨の時期は、余分な湿気を体内から排出する食材をとるようにしましょう。

食材としては、

青じそ、長ネギ、生姜、パクチーやミョウガ

など、これからの時期香りのする野菜を積極的に食べると良いと言われています。

夏場にはそうめんを食べる機会も多いと思いますが、薬味として青じそやミョウガなどを加えるのはとても理にかなっています。


しかし、香りの良い野菜は、時に苦手なものもあると思います。

好みは分かれますが、独特の香りと感じるものも中にはあるかもしれませんが、「気」のめぐりを整えてくれる働きがあります。

気は生命活動の根幹をなすエネルギー源です。

「病は気から」というように、気に不調を感じると、全身の不調にも直結するものです。


今回の「エリンギィ入り豆腐ハンバーグ」にもたくさん青じそと生姜のすりおろしを加えました。

そして、体に潤いを与え、余分な熱を抑える性質の強いエリンギィを加えて調理しています。

エリンギィは不溶性食物繊維も豊富なので、香り野菜と一緒にとることで相乗効果で余分なものを一緒に体外へ出していきたいものです。


●北村きのこ園では、こだわりをもって「エリンギ」を「エリンギィ」と表記しています。なぜ、「エリンギィ」なのか、こちらをご覧ください!!

 


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 鳥取県八頭郡八頭町下野794

 TEL0858-73-8314

   定休日:日曜日・水曜日

 



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