きのこ通信
ご案内!2月19日(土)は木の子の日
きのこ応援隊 隊長まえたです。
2月になりました。
「一月往ぬる二月逃げる三月去る」といいますが、この言葉を実感する毎日です。
新年気分も束の間、あっという間に2月を迎えましたね。
そして、2月3日は節分でした。
節分は季節を分けるという意味があり、年に4回(立春・立夏・立秋・立冬の前日)あります。
2月4日は二十四節気の一つ「立春」、暦上で春が始まる日でもあります。
実際に春らしい日差しが差し込む日も増えてきましたね。
暖かくなると少しお出かけをしたくなりませんか?
北村きのこ園2月の『木の子の日』をご案内します。
新型コロナウィルスの状況が落ち着かず、県外へ出かけるということがなかなか難しい状況が続いています。
ぜひ地元に目を向け、鳥取県内の新しい発見をしてみませんか?
2021年9月からスタートした、北村きのこ園の『木の子の日』。
以来毎月1度、第3土曜日に開催をしています。
この木の子の日は、日頃から北村きのこ園のきのこをご愛顧いただいている皆様には感謝dayとして、そして、まだ北村きのこ園のきのこを召し上がったことのない方にはイベントを楽しんでいただきながら、きのこを知っていただく機会にしたいと取り組みを始めました。
回を重ねるごとに、イベントに参加してくださる方も増えてきました。
1度参加してくださり、楽しかったからと翌月からはご家族でお越しいただくことも。
本当にありがとうございます。
木の子の日は月に1回特典がついています。
これまでは、北村きのこ園で500円以上商品をお買い求めいただいた方には、先着で芽とりエリンギィを特典としてプレゼントしていました。
この芽とりエリンギィはなかなか市場に流通することがない商品なので、まさに生産現場ならではの商品です。
北村きのこ園のエリンギィは栽培瓶を使って生産しています。
栽培瓶の中でエリンギィの菌糸が成長していく過程で、一株にたくさんの芽ができます。
その芽が成長しエリンギィができますが、芽全てが成長すると栄養を奪い合うことになり、一つ一つのエリンギィが小さく小ぶりなものになります。
株の中から「芽」をいくつか間引くことによって、エリンギィを大きく成長をさせることができます。
この間引いた芽こそが『芽とりエリンギィ』です。
芽を単に間引いている訳ではありません。
お取引先様が希望されるエリンギィの大きさ(g)になるように全体の収穫量を見越しながら芽とり作業は進めていきます。
芽とりをすることで特大の「びっくりエリンギィ」ができたり、均等な大きさのエリンギィに成長させることができるのもこの「芽とり」の作業があるからです。
「芽とりエリンギィ」は非常に弾力に優れ、きのこ特有の匂いも少なく食材としても優れています。
しかし、芽をとる作業は生産工程の一つで、バランスをみながら作業を行うため、量には限りがあります。
よって、芽とりエリンギィとして一般的に市場に流通させることが難しく、非常に貴重なものになります。
鳥取県内の産直イベントなどで手にすることができた方はとてもラッキーです。
その芽とりエリンギィをこれまでは先着でプレゼントしていました。
2月は500円以上商品をお買い求めくださったに、エリンギィを薄くスライスしたスライスエリンギィを特典としてプレゼントします。
北村きのこ園のエリンギィにはサイズの大きなびっくりエリンギィがありますが、大きなエリンギィを薄くスライスしたものを今月はプレゼントします。
包丁でカットすればと思われるかもしれませんが、北村きのこ園のエリンギィは歯応えで実感していただいていますが、弾力に優れている為なかなか薄く包丁でカットするのが難
しいです。(まえた体験談)
家庭用のスライサーでも難しいかもしれません。
北村きのこ園で専用の機械でスライスしたもの500円以上商品をご購入の方にプレゼントします。
薄いので、お湯にさっと潜らせるだけで召し上がっていただくことができます。
この時期は、お鍋に最適です。
食べ方としては餅しゃぶをイメージしていただくとわかりやすいかと思います。
さっと火を通すのも美味しいですが、しっかり煮込んでもエリンギィの弾力に優れているので食べ応えもあります。
すき焼きなどの具材にもおすすめです。
その他、ラザニアの具材にも向いています。
スライスエリンギィでベーコンなどを巻き込んで、炒めるのも美味しいと思います。
皆様なりのアレンジをしていただき、こんな風に食べたよと教えていただけましたら幸いです。