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きのこ通信

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北村きのこ園が目指す循環型農業(収穫後)の取り組み

2022-05-25

こんにちは。

きのこ応援隊 隊長まえたです。

北村きのこ園では、SDGsへの取り組みを行っています。

そして、資源を無駄にしない循環型の農業に取り組み続けています。


SDGsとは?

SDGsという言葉、メディアを通じよく目にしたり耳にすることが増えましたね。

SDGsとは、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)のことをいい、2001年に策定されたミレニアム開発目標の後継として、2015年9月国連サミットで加盟国の全会一致で採択され、2030年までの15年間で持続可能でより良い世界を目指す国際目標を表します。

17の大きな目標と、それを達成するための具体的な169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。

SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。


17の目標とは?

17の大きな目標をみてみましょう。

1 貧困をなくそう

2 飢餓をゼロに

3 全ての人に健康と福祉を

4 質の高い教育をみんなに

5 ジェンダー平等を実現しよう

6 安全な水とトイレを世界中に

7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに

8 働きがいも経済成長も

9 産業と技術革新の基盤を作ろう

10人や国の不平等をなくそう

11住み続けられるまちづくりを

12つくる責任 使う責任

13気候変動に具体的な対策を

14海の豊かさを守ろう

15陸の豊かさも守ろう

16平和と公平を全ての人に

17パートナーシップで目標を達成しよう


貧困や飢餓、働くこと、学ぶこと、経済成長、気候変動に至るまで21世紀の世界が抱える問題がクローズアップされています。

そして、169のターゲットはこの17の目標をより具体的にしているものです。


世界はもとより、日本でもその取り組みを推進し民間企業や市民団体もSDGsに対し積極的に取り組み始めています。

北村きのこ園も、目標に対しての取り組みを続けています。


資源を無駄にしない取り組み
資源を有効に活用した培地づくり

循環とは、「ひとめぐりして元に戻ることを繰り返すこと」をいいます。

北村きのこ園のきのこは、この循環を大切にしています。

輸入や化学肥料などに頼るのではなく、自然界にある資源を有効に活用することにより、産業廃棄物にすることなく次へとバトンを繋いでいます。


これまでのきのこ通信でもお伝えしているように、北村きのこ園のエリンギィやエノキ茸を作る際の培地には、国産のおが粉(木を製材する際生まれる木屑)をベースに、竹を加工し原料に加え、米ぬかやふすま(米や小麦を精製される際に出る外皮)、水などを自社配合で混ぜ合わせることにより、こだわりの培地が完成しています。


おが粉も竹も米ぬかやふすまも、一見すれば廃棄の道を歩むところですが、北村きのこ園にとってはとても有益な資源となっています。

自社で培地の配合を研究しているのも強みの一つといえます。

細かく配合の微調整をしながら成長の様子を見ることにより、より良いきのことして販売することができます。

その有益な資源から収穫したエリンギィやエノキ茸がお客様の手に届き、料理していただくことにより消費に繋がります。

ここにも一つの循環が生まれています。


収穫後の培地はどうなる?
おが粉保管中

さらに、エリンギィやエノキ茸が収穫された後の培地も廃棄するのではなく循環しています。


エリンギィが収穫された後の培地は瓶から取り出し、北村きのこ園の敷地内にまとめておきます。

収穫後の培地は、今後のきのこ生産には使用はできないので本来であれば廃棄すべきものですが、こちらを必要としている方へお届けします。


西日本ジェイエイ畜産さんへとお渡しし、豚の敷料として活用されています。

きのこの生産量により培地の量も比例するので、どうしても夏場は生産量が減少する為、回収量が少なくなります。

隔週で八頭町と琴浦町(片道約90分)を1日2往復し回収作業が行われています。


実際に回収される培地が置いてある場所へ行きましたが、特有の発酵臭が感じられます。

これは培地の中にいる菌がその場所で生き続けていることにより、発酵を続けているからです。

もちろん発酵をするので熱を持ち、温かくなります。


敷料には北村きのこ園の培地だけでなく、他社のおが粉やもみ殻、再利用の敷料と一緒に混ぜることにより、豚の敷料にしていきます。

敷料も同じものを使用している訳ではなく、一定の期間敷料として使われた後は、また業者さんを通じて牛糞や鶏糞と一緒に混ぜ合わせる作業が行われます。


そして、稲作や果樹、野菜や芝など農家の方々が使う有益な肥料として循環させることができます。


栽培瓶から収穫後の培地を取り出します
白いものは、きのこの一部分
重機を使ってトラックへ
八頭町⇄琴浦町を2往復(1日)
農作物の肥料としても活用可能

エリンギィやエノキ茸を収穫した後の培地は有益な肥料として活用しています。

実際、北村きのこ園の社屋裏に12rの畑があります。

休耕田を活用し3年前から無農薬ではま茶づくりを行っています。

はま茶だけではなく、さつまいもやブルーベリーなども栽培を行い、秋には収穫も行いました。

健康茶であるはま茶づくりも今年で3年目。

1年ごとに改善点を見つけながら作業を行っていますが、その畑にきのこ作りで出た培地と牛糞・鶏糞をしっかりと入れ込み土づくりを行いました。

農薬を使うことができないので注意する点も多々ありますが、3度目の正直でたくさんの収穫に繋がることを願っています。


人にも環境にも循環していく仕組みがこれからもっと広がっていくことを願っています。


収穫後の培地
肥料として活用
12rの畑 堆肥をしっかりと
土づくりが一番大事
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  • 休業日
  • 【木の子の日】きのこの日
有限会社北村きのこ園
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鳥取県八頭郡八頭町下野794
TEL.0858-73-8314
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1.エリンギィ茸・エノキ茸の生産、加工、販売
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