きのこ通信
Voice10弾 北村きのこ園デビュー『Yさんご一家』
こんにちは。きのこ応援隊 隊長まえたです。
きのこ通信では、月に1度北村きのこ園のきのこを日頃から利用してくださってる方や、初めて利用された方の『生の声』をお届けしています。
第10弾は、Yさんご一家に協力いただきました。
今回初めて北村きのこ園の「エリンギィ」を試してくださいましたよ。
Yさんのお家ではどんな風にお料理されてるのでしょう。早速お話を伺いました。
Yさんご一家はご夫婦と、お子さん2人の4人家族。
「私自身はエリンギ大好きなんですけど、子どもはエリンギそんなに食べてくれなくて、参考になるか心配ですが・・・」とYさん。
これまでお願いした9組のご家族の中にも、何組かきのこが苦手というお子さんがいらっしゃいましたが、どのご家庭も調理して家族で食卓を囲んでくださったので、「きっと大丈夫!」と私には変な自信もあり、隊長まえたの独断でお願いしちゃいました。
お渡しした瞬間、「大きい!」「立派!」そして、「ぶりぶりしてる!!!」とびっくりしてくださったYさん。
4歳のイチト君と2歳のナリト君はエリンギは普段そこまで食が進まないようで、少しでも食べて欲しいとみじん切りにしてグラタンやカレー、餃子の具材にされているんだそう。
今回はエリンギィのいろんな食感も楽しんでみてもらえたらと、「芽とりエリンギィ」と「訳ありエリンギィ」をミックスしてお渡しをさせていただきました。
Yさんにお渡ししたのは「芽とりエリンギィ」と「訳ありエリンギィ」です。
「芽とりエリンギィ」とは、栽培瓶の中でエリンギィの菌糸を成長させていく過程で、一株にたくさんの芽ができます。
その芽を全て成長させると、栄養をそれぞれが奪い合うので、一つ一つのエリンギィが小さなものになります。
一株の中から「芽」をいくつか間引くことによって、大きなエリンギィに成長をさせていきます。
その間引いたものが芽とりエリンギィです。
大根や人参などの野菜でも大きく成長させるために若菜をいくつか間引きますね。
「間引き菜」は食感も柔らかく辛味やあくも少なく食べやすいのが魅力ですが、「芽とり」したエリンギィも小さな芽に成長がギュッと詰め込まれているので非常に弾力に優れ、きのこ特有の匂いも少なく食材としても優れています。
「訳ありエリンギィ」は収穫後一つ一つ検品しながら選別作業を行っています。
北村きのこ園独自の選別基準がいくつかあり、大きさや色や形がそれぞれ基準に満たないものがどうしても出てきます。
品質には全く問題がないものの、カサがかけているなど基準に満たない訳ありの部分はカットし、取り除いた状態にし販売しています。
大きさはまちまちですが大きなエリンギィも含まれており、非常にお得感満載のエリンギィです。
「まず焼いてみました!エリンギィを一言で言うとシャキシャキ!!きのこにシャキシャキの表現を使うとはですが、食感がとてもよくてシャキシャキ感じました。」と。
「普段スーパーなどで買ったエリンギも子どもたちはあまり好んで食べないので、食感のいい北村きのこ園のエリンギィを子ども達が食べるか心配しましたが、全く問題なくパクパクと食べてくれました。」
きのこの購入は週に1・2回。まとめて買って冷凍し、料理にその都度使用しているとYさん。しめじやエノキはお子さんもよく食べてくれるそうで、買う頻度は高いご様子。普段のお味噌汁や炒め物の具材としても活用しているんだそう。
具材が大きいよりも細かく刻んであると子どもたちはいくらでも食べてくれるので、エリンギやしめじ、舞茸、椎茸などのきのこはみじん切りにし調理しますとYさん。
いつも作っている餃子とカレーの具材に北村きのこ園のエリンギィを使ってくださいました。
餃子の具にはキャベツ、エリンギィ、豚ひき肉、ニラ、シソを使って。
お肉が入っているのかどうかもわからないくらいエリンギィを細かく刻んで具材に。
ホットプレートでみんなで和気藹々焼き上がりを楽しみました。
イチト君も包む作業お手伝いしてくれました。
もう一品の特製カレー。
エリンギィを細かく細かく刻んで、人参とジャガイモと一緒に。そして、鹿肉のミンチが入った豪華な一皿。塩胡椒してオーブントースターで焼いたエリンギィをのせて。
なんとカレールーも手作りでストックされているものを使って、Y家特製カレー完成です。
きのこもですが、野菜でも食わず嫌いの食材があるお子さんもいらっしゃるでしょう。
まずは細かく刻むことによって、苦手なものだと知らずに食べることはとても有効な手段だと思います。
子ども達が好きな料理に、そっと忍ばせておく作戦!各ご家庭でもぜひお試しください。
あと、Y家ではエリンギと鶏肉を使って「ぎゅうぎゅう焼き」にされることも多いんだとか。
今回は、餃子とカレーにエリンギィをたくさん使ってくださっくださったので作れなかったようですが、いろんな食材をギュウギュウに敷き詰めると食べ応えもあって美味しさがアップしそうですね。
「市販のエリンギを一番最初に食べた時、確かパスタの具材に入っていたと思うんですが、グニョグニョした食感であまり美味しくなかったのをよく覚えています。
きっと油分をエリンギが吸っていて食感が悪かったんだと思います。
今回お試しさせてもらった北村きのこ園のエリンギィは、食感もよくて気に入りました。
これからの季節バーベキューにぴったりだと思うので、鉄板で焼いて食べたいね!!って大人は盛り上がりました!」と嬉しいご感想いただきました。
野外で過ごすのも楽しみな季節「夏」が近づいてきました。
ぜひ、今年の夏はエリンギィBBQ開催してください!!
ご協力ありがとうございました。
●北村きのこ園では、事前の問い合わせが必要ですが、工場見学ともぎ取り体験(有料)が可能です。
「見て」「触って」「味わえる」参加型の体験会ですので、気軽にお問い合わせください。
●北村きのこ園では、こだわりをもって「エリンギ」を「エリンギィ」と表記しています。なぜ、「エリンギィ」なのか、こちらをご覧ください!!
(有)北村きのこ園
鳥取県八頭郡八頭町下野794
TEL0858-73-8314
定休日:日曜日・水曜日
9〜12月水曜定休は月1回になります。
12/16(水)は定休日です