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スタッフブログ

スタッフブログ…『木の子☆かちょうブログ』

意思・意志・遺志

2024-08-03
母親の植えた里芋 背丈くらい大きくなりました
意思:何かをしようとする気持ち
意志:何かを成し遂げようとする強い気持ち
遺志:叶えることが出来なかった強い気持ち

それを
私達兄妹家族が
受け継いでいく
私の両親は仕事人間でした

子供の頃
泊りの旅行など記憶にありません

普段は会社勤め
休日は何かしらの田畑作業

何処かへ行くとしても
市内への買い物程度

それが当たり前の事で
旅行へ連れて行ってもらえなかった
とは
私は一つも思いません
(兄と妹はどう思っているかは!?)

ですが
兄・妹家族は
子供達といろんな処へ
旅行に出かけ
良い思い出作りをしております




朝から晩まで仕事尽くめの
両親が私の誇りです

その父親は
昨年9月
78歳で人生に幕を下ろし

母親も父を追いかけるように
先月(7月)
74歳で人生を卒業致しました

父の場合は
パーキンソン病により
年単位で衰えていく姿を見てきましたが
母親は
体調不良を春先に訴え
大きな病院を紹介され検査

その時点で余命宣告
何もしなければ数か月と・・・

父親には延命治療をしてあげられなかったので
母には少しでも生きて欲しいとの想いで
兄妹と話し合い抗がん剤治療を選択

ですが
副作用が酷く
とても辛そうでした

2ヶ月くらい治療したが
母の願いを尊重し
治療を中止


最後は看護師の妹が所属する
緩和ケアで過ごすこととなり

父親の年単位ではなく
日々衰弱していく母を
見守り面会する事しかできない中

母は
『何も思い残すことは無い』
『いい人生だった・バラ色の人生』
『自慢の子供と素敵な5人の孫に恵まれた』と・・・





母が冬に剪定したブルーベリー
次々と色付き
最期を迎える1週間は
喋るのもしんどい様子
食事もままならず
私が収穫したブルーベリーを妹に託し
母に食べさせてあげることが出来ました
『美味しい』と言ってくれたようで

おそらく人生最後に口にした食事でした

その数日後
兄が夜中付きそうというタイミングで
カミさんと仕事後面会へ
母の顔を見ての帰宅途中に
兄から『今息を引き取った』との連絡が入る







病気が発覚した時点で
母は
『こんなに元気なのに
数ヶ月だって』と

サバサバしており
不安や悲しむ姿を見せなかった

逆に
周りに迷惑を掛けることを
嫌う性格であり

本当に心の強い人でした

そんな母が入院中
今何がしたいかとの問いに
『そりゃ畑だが』と

だから
母の思いを受け継いで

野菜つくり
【素人菜園】を頑張ります

※母は『頑張りすぎるな』と言っていましたが・・・

野菜とブルーベリーを収穫
上の写真は
母の葬儀を終え
その日の夕方
【おばあちゃんの育てていた野菜と
ブルーベリーを収穫して家に帰る】
5人の孫の後ろ姿
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  • 【木の子の日】きのこの日
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