社長ブログ
大雪、前回の警報より
2023-01-28
一夜明けたら昨年同様の雪景色
今日そんなに降っていないだろうという感覚で玄関を出ると、一挙に60センチくらい積もっていた。しまったと思ったが、後の祭り。それからは後手後手。会社に出たのは6時半を回り、新しいフォークリフトはトルコン仕様、すぐに亀になる。少々頼りない。一方の50年選手のガソリン車はすでに林課長が軽快に運転していた。有り難し。ということで、スタック続きでやっと抜け出したときである。
一番恐ろしい「停電」の経験
「停電です。」早くから出社している女性陣も真っ暗で仕事が出来ない。雪かきを手伝っていただいた。7時22分くらいか。着雪しやすい重たい雪である。倒木か、電信柱の倒壊、断線など考えられるが、夏の瞬停とは違うが、すぐに復旧するだろうと高をくくっていた。まだかまだか。最終的には16時30分頃の復旧と史上初の9時間超え。夏ならアウト。冬で良かった。しかし、その間、出来ることをやっても最終的に生産も包装も機械が動かないと仕事が出来ない。14時くらいに帰っていただき、後はひたすら復旧を待つ。待てば長いこと長いこと。今後のこともあり、発電機を2台調達し稼働さす。投光器も購入。その最中に復電したと朗報をもらう。
気の持ちよう
日中でも深々と雪に降られると気が滅入ってくる。でもその合間に厚い雲のの中から薄日がこもれるとふわっと気持ちが楽になる。電気も同じである。当たり前に使われている電気。復電し明かりがつくと、安心する。電気がついたという声にも張りがあるし、心にも明かりがともる。そういうときの表情もパッと電気がついたように明るくなるのだろう。雲の上はいつでも青空、夜であれば満天の星。分かっているけど人はいろいろなモノ・コトで心を曇らしている。「早く早く電気電気。」と自分のことばかり考えている裏で、大雪を掻き分け倒木なり断線なりを取り除き、早く早くと修理していただいている姿を想像して。感謝である。
