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社長ブログ

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「魔の1月28日」のツケ…(№25)

2023-02-14
9時間の停電の余波
これからの経営を考えるに、やはり電気は中心に考えざるをえない。電化が進んでいる家庭と同じく会社も機械が動かないと何も出来ない。1月28日はヘッドランプをつけて出来る作業をした。それがなくなると帰っていただかなくてはならない。その穴が今日この頃に出てくる。収穫の前工程である「菌掻き」という作業が出来ないと「きのこの芽」が発生する課程の作業がなくなる。つまりは収穫する茸がほぼなくなるということ。勿論ゼロ収穫ではないが、お客様の要望に応えられる収穫量ではなくお詫びであったり、日延べ要請であったりが始まる。影響は17日後にやってくる。これが第一波。次に一番最初にやらないといけない「詰め込み」も出来ず、それが今月末にやってくる。第二波である。この第二波は一波より影響は緩和できる。
間接的な影響もある。
きのこは部屋に併せて入っている内容量で顔が変わる。同じ品種の種でもその栽培者の作っている環境で全く違う顔になる、など頭をかしげたくなることも体験したことがある。それだけ環境に帰属する茸でもあるということ。よって内容量が停電のため少なくなり、空気の量やら湿度の与え方の過不足が出るなどで、かなり作りにくくなる。これも間接的な影響である。
これからは発電することを考える
今当社のエネルギーは新電力からいただいている形である。金にも色は無いが、電気にも色は無い。今、電気業界は「作る」「売る」「送る」事業に分割された。その電気を売るという事業で新電力が発生した。今その小売業が「作る」側の大手電力会社の圧力に抑えられていないかと来年度から国の検証が入るらしい。ロシアのウクライナ侵略によるエネルギーの偏重で電気は否応なく高騰し、薄利で不安定な新電力は何社も潰れていった。当社はその残っているところの縁を復活させることとなった。全て順調ではなく、心配も含んでの復縁である。これからの電気乱調の大海の中で、また次の絡めて?15年くくりの自家消費型の太陽光設置に舵を切ろうとしている。賭けでもあるが、作るしかない。これも現実か。その選択肢があるだけでも(当社には屋根がある)感謝かな。
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1.エリンギィ茸・エノキ茸の生産、加工、販売
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