社長ブログ
PayPayのこと
2024-01-23
先手必勝
キャッシュレスの雄、PayPayについて・・・キャッシュレス化は各自治体で今花盛りである。当社にような田舎にも勧誘にきて、手続きを何から何までやって、数日後から使えるようになった記憶がよみがえる。時を同じくし、PayPayの幟があちこちで、勝ちどきをあげた。他県も同様のようである。未だに利用されるお客様も多く、他の追随を許さない感じである。
群雄割拠から抜け出すには得意なものが必要なのだろう。そのように混沌としたせめぎ合いの中からではなく、速さで世の中を席巻してしまった最近では数少ない例に感じる。爽快さも伴う。最近ではオールインワン的な端末も販売され、当社も近く導入することになった。次から次へと技術を投下できるのもシェアが高く、利用者が多いからなのか。
上記のようなことを今日来られた専門家派遣の先生とも共有した。兵庫の先生だが、PayPayについてはやはり占有率が高い。使いやすいものは又、世の中の必要性をつかんだものは広まるのが早く、広がると廃れない。しかし、後発が出来てくるとシェアも下がってくると思うが、当社のお客様はやはりPayPayが圧倒的である。
会社でも必要な事は早く、長く利用される。
プロダクトアウトなもの。
会社に必要と思い、アイデアを出す。私自身の話だが、「こうしたら、上手くゆく。」と作ったもの、考えたアイデアが広がらない。「何でだろう。なんで関心がないのだろう。」といぶかる気持ちはあり、使ってみて、考えてみて・・・・と半ば強制的に使って貰ったりしたこともある。結果として、いいと思っているのは自分だけ。手に持つものであれば、女性には重たい。両方の手が使えない。返ってそれを持つことで、作業が遅くなる。要は自分のアイデアを美化するあまりの押しつけなことが多い。プロダクトアウトな発想である。
会社の新商品についてもそうである。これまで何個も作ってきたが、なんとか売れていくものもあるが、「ペルソナ」と言われている部分がまだ満足に理解できてない。よって、プロダクトアウトに陥る。
今日はそれらの商品群に着せたいろいろな服を専門家の先生に来て頂き、方向性を聞く機会をいただけた。マーケットインの発想は持たなくてはいけないことを教えて頂けた。
いいものはきっかけがあれば、広がっていく。
数ある失敗の中で、学んだことの一つに「いいものは広がっていく」ということ。
日経のTOPLEDARの小冊子に奇しくも同名の北村さんが代表の北村物産のひじきの話が出ていた。その中で、「良品は客を招く」という言葉があった。
当社の皆にも話すことがある。「一度食べたら美味しかったので、又買いに来ました。」「他の方からいただいたものを食べたら美味しかったので、買いに来ました。」「子どもがきのこを食べなかったけど、おたくのきのこを買って帰って食べさせたら、食べたんですよ。」と嬉しそうに買って帰って下さることが多くなったのも感じております。
北村物産の北村さんに感銘を受け、いいものをつくって、さらに多くの方に「また買いにきたで」と言っていただけるものを作っていけたらと感じております。もっと謙虚にならんといけんな・・。