社長ブログ
もう少し統一したら!
2024-02-25
加工品も増えてきたが、着せる服はバラバラ
加工品は作ってきたが、その場その場の場当たりでデザインを考えてきた。提案されたものを選んできたといった方がいい。
統一感がない。誰が作って、どのように食べて貰いたいか、どのようなお客様に食べていただきたいか?これらを考えて商品をつくってきたとはいえない。作って先ず世に出そう。プロダクトアウトの考え方である。
幸いビンの佃煮は辛くも動いてきた。八頭町の森下広一杯のマラソンの参加賞にしていただいて久しい。それも相まって地道に広がりを見せている。有り難い話である。この度お得な商品として、ビンタイプの2倍の容量の袋タイプをつくった。今後期待したいところである。
自社で製造できるものとして「乾燥品」を考えている。えのきの乾燥品は今少しづつ手に取っていただけるようになった。乾燥は八東地域にある大型の電気設備を利用するしかないが、自社で出来るものを揃えたい。
えのきの乾燥品のシールも奇抜な色ではあるが、全く統一感がない一因になっている。
利用方法は少量をお汁の中に入れたりして利用する。そのまま食べてもチキンラーメンみたいで美味しい。味は濃い。
便通に一役買う商品であり、もっと食べていただきたい健康的な商品である。
どう統一感を出していくか。
北村きのこ園は何を売ろうとしているのか?と聞かれたこともある。写真のごとく佃煮や漬物みたいなものを「何故つくるの」と言われた経緯もある。きのこ屋は生鮮で勝負した方がよくって、なんで手を掛けようとするのか、手を掛けるのであれば、素材を活かしたもので充分ではないか」と。
先の話、生産者の悲哀がそうさせる。商品がダブついたとき、また生産したものは工業製品ではないので規格外が一定数量出てしまう。自社工場があれば、売れている商品があれば、即、鮮度がよいうちに加工できる。
よって、いろんなものに挑戦してしまう。バラバラの服を着させてしまう。下駄を履いて、スーツを着るような感じか?
餅は餅屋に任そうか
当社内でもセンスのいい社員はいると思える。しかし、会社の雰囲気も考えることを要するので、社外で客観視していただける方、相性のいい、プロに任せる方がよいかもしれないと考えている。統一感を出していけるように今後取り組んでいきたい。
いや、商品についても社員皆の意見も聞きながら、プロに力を借りながやっていこう。これは「北村きのこ園」だなと認知していただけるようになりたい。