社長ブログ
明日から水曜日毎に電気工事始まる
2024-03-05
電気工事は昼から3時間程度 × 毎週水曜日
電気ばかりではなく、A重油もきのこ生産の負担ではある。A重油もきのこの殺菌に使用したり、温水ボイラーの燃料であったり、この時期は両刀遣いで電気・重油ともに燃原料として使用量もはねる。寒い時期が続くと温水ボイラーはしばらく炊きっぱなしとなる。きのこのためには乾燥を引き起こすので、良くないが。
電気は6,600Vから降圧して220V まで落とす変圧器(トランス)をトップランナー制度に見合ったものにするための工事である。無負荷損と言われる、何もしないでも喰っている(家庭の家電の待機電力と同じ)電気が、古い変圧器は多く掛かっている。
変更することで、最大40%相当の改善につながる。
かなりの投資になるが、きのこ産業は設備産業のため、できるだけ通常かかる経費をできるだけ節減しコストを上げないシステムにしないと持たない。電気の受電は中国電力から離れて新電力にすることで、大幅な低減につながっている。今の大手電力会社のやり方、それを了承している政府のやり方にはかなり不満がある。
今年の夏が結果が出るかどうかの検証
変圧器の高効率化で無負荷損を削減できること、太陽光パネルの増設で80kw近くのディマンドが削減できる可能性があること、その太陽光パネルで屋根を覆うことで遮熱効果がいただけるかもしれないことなど電気代を下げることが出来れば嬉しい。
副次的な産物はキュービクル回収に伴う銅線ケーブルが発生することである。全国的に電線が不足しているらしい。2025年開催予定の大阪万博工事に優先的に使われている関係とも聞く。
ともあれ、4週間続く工事で茸の品質に影響が出ないはずはないこと。それが心配である。また、今年はこの時期にはこれまでにない需要があり、失敗は極力小さくしたい。
残念なことに停電しているときは自然エネルギーの太陽光で発電できると思っていたが、電力会社からの送電が止まれば、太陽光も使えないということを知らされた。何をおいても電気はいるのかと、寂しい思いである。