当社の休みはいつもながら大型連休はない。勿論社員の皆は夫れ夫れ代休、公休・有給と各々が求めるところに休日を取っていただいている。後半の3日～6日の天気は、今日の最終日を除き、すこぶる好天であった。昨日は突風も吹いたが、それさえも人肌には心地よかった感がある。

日中の好天に恵まれ、太陽が出ているときは休みなく、発電して貰った太陽光発電は、今年は頼もしい電気抑制の助っ人となってくれている。

　しかし、今日は最終日と相まって、未練がましくも嫌な風となっている。気は遣っているが、かなりの量のおが屑を堆積しているが、このときばかりは気を遣う。しかし、準備ができてなければ、おが屑が飛散するのをハラハラしながらみているだけという事になる。おが屑栽培の難しいところでもある。

訪問といってもお客様としてきていただいた方のことであるが、以前「きのこ通信」で「まえだよしえ」さんのお友達が親娘さんで「もぎとり体験」にいらっしゃった。

きのこ通信では月に1回は「まえだ」さんのお知り合いにエリンギィ料理にチャレンジしていただく企画があり、好評を博していた。当家でもそのレシピをよく参考にさせていただいていた。

その時から是非きてみたかったのだということ。嬉しいお言葉である。前田さんからの食材も、かなり新鮮なものであるが、今回は究極の鮮度である。ご自分でもぎ取ったものを,おそらく今夜であると思われる。その日のうちに食卓に上がる。

Iさんからの「美味しかった」の吉報が聞きたいところであるが、欲張りというものだろうか。

コロナが5類になり丸々1年となりました。その間、今年の3月（単））にはインバウンド入国が過去最高の300万人を突破したように報道されておりました。円安も相まっての訪日。受け入れる側の日本のサービス業の人手確保がなされず、手痛いミスマッチを起こしているのも事実である。しかし、「大江ノ郷自然牧場」さんはこの4月に誕生30周年祭を開かれ、この連休は駐車場がほぼ連日超満員と大盛況でした。

その流れで、当社も大きな恩恵を受けている。姫路・岡山・島根・神戸と近隣県のお客様、特に姫路のお客様に顧客を多くいただいている。

何を求めて来られているか。「鮮度の極み」である。一度食べたら、又来たいと思っていただけるようである。また、きのこを食べない子どもをお持ちの方からのリピートも多い。これは生産者冥利に尽きる最高のほめ事象である。

今日は風が強い日の「もぎ取り体験」だったため工場見学の最中、強い風にあおられたおがが、少々飛散しながら存在感を出していた。お陰様で「おが屑で作っている木の子」の悩みの一端をお見せすることができました。よりリアルに体験していただきました。有り難うございました。