きのこ通信
北村きのこ園のエリンギィを食べに行こう!
ご存知の方も多い、『大戸屋 ごはん処』さんです。
株式会社大戸屋ホールディングスは、日本のみならず海外にも『大戸屋 ごはん処』を店舗展開されています。
「日本の家庭の味」を、おいしく・安心して・お値打ち価格で食べていただきたいという思いから、1958年池袋に「大戸屋食堂」としてスタートしたのが始まりです。
創業以来その思いは現在も変わらず、「かぁさんの手作り料理をお値打ち価格で、お客様に」を”愛”言葉にたくさんのお客様に支持されているお店です。
9月に入り、大戸屋さんでは『そうだ!きのこを食べよう。』と題し、期間限定メニューが登場。
その中になんと北村きのこ園のエリンギィを使ってくださっています。
大戸屋さんのメニューは、化学調味料・合成着色料・保存料・合成香料は使用されておらず、無添加にこだわり、大戸屋さん独自の基準で食材を選定されています。
きのこも「木」に由来するこだわりをもった食材を選定されたそうです。
北村きのこ園のエリンギィは生産する際、培地と呼ばれるベースとなる部分に「木のおがクズ」を使用しており、その生産過程を含めて共鳴していただき、お取引いただきました。
<期間限定メニュー>
●5種の木の子と黒豆みその具だくさん贅沢豚汁定食
●木の子ごはんともろみチキンの炭火焼き定食
●木の子と海鮮あんかけ土鍋ごはん定食
5種の木の子と黒豆みその具だくさん贅沢豚汁定食には、まいたけ・味えのき・エリンギィ・しいたけ・ぶなしめじの5種類の木の子がたっぷり入ったお味噌汁が味わえます。
木の子ご飯ともろみチキンの炭火焼き定食には、しめじなどたっぷりの木の子がごはんに炊き込まれていてボリューム感満点。
木の子と海鮮あんかけ土鍋ごはん定食には、エリンギィがふんだんに入っていてお出汁の効いたあんかけが土鍋ごはんと最高にマッチしたメニュー。
隊長まえた やはり食したくなり、鳥取の大戸屋さんへ出かけてきました。
メニュー写真を見て悩みに悩み、「木の子と海鮮あんかけ土鍋ごはん定食」を注文。
なぜならば、写真を見ただけでもエリンギィがたくさん入っていそうだから。
ジューっという良い音と香りとともに熱々のあんかけがたっぷりかかった土鍋ごはんが登場。
お野菜も白菜、玉ねぎ、人参などたっぷり入っていましたが、木の子はエリンギィがたくさん。
北村きのこ園のエリンギィが持つ歯応えの良さを感じる一品。
出汁が効いたあんかけに、後から加える鰹本枯節でさらにコクがプラスされおいしいさが際立ちます。
土鍋ごはんは、食べ終わるまで熱々でちょっぴりおこげも味わえまた食べたいと思うほど。
気温が低くなり温かいものが欲しくなるこれからの時期にぴったりメニューです。
期間限定と言わず、定番にあると嬉しいなぁと個人的には思ってしまいました。
まず、原材料を栽培瓶に詰め込み、「培地」と呼ばれる土台づくりをしていきます。
北村きのこ園のこだわりは、この原材料。
コーンコブミール(とうもろこしの芯)などを使って栽培する生産者が多い中、山の間伐材杉のおがクズを使って北村きのこ園のエリンギィは生産されています。
しかし、購入してすぐ使うことはせず、おがクズについている樹脂や不純物を取り除くため2年間寝かせておきます。
雨や雪などに打たれながらじっくり寝かせることにより余分なものが取り除かれていき、培地に混ぜることによってエリンギィの美味しさに繋がっていきます。
北村きのこ園の目指すのは循環型のきのこ栽培です。
間伐材や竹などを山の資源を使うことによって山の保全になり、山が手入れされることで水の循環も安定し、米ぬかやふすまを有効活用することで田畑の資源を生かすことができます。
収穫したエリンギィは、お店やご家庭で美味しく食べてもらい、エリンギィ生産が終わった培地は、畑の肥料などにも活用できまた新たな食材を産み出す一役を担うことに。
北村きのこ園以外にもこだわりを持って生産された木の子とのコラボ期間限定メニューが味わえるのは、11月2日まで。
ぜひ、お近くの大戸屋さんで秋の味覚をご賞味ください。
