きのこ通信
Voice16弾 利用者の声 森田さん
こんにちは。きのこ応援隊 隊長まえたです。
きのこ通信では、月に1度北村きのこ園のきのこを日頃から利用してくださってる方や、初めて利用された方の『生の声』をお届けしています。
第16弾となった今回は、森田さんにご協力いただきました。
米子にお住まいなので北村きのこ園のエリンギィを見るのも食べるのも初めて。
週1〜2回は食材を買いに行くそうですが、エリンギは他のきのこ類(椎茸・舞茸・しめじ・なめこ)と交互に買う感じでなので、ほぼ隔週で購入するんだそう。
買い出しの際には何かしらのきのこは購入されるので、どんなエリンギィなのか楽しみにお料理を作ってくださいました。
今回は、初めてということもありエリンギィの食感がより感じてもらえるように「芽とり&訳ありエリンギィ」がミックスされたものお渡ししました。
まず、芽とりエリンギィと訳ありエリンギィについてご説明します。
北村きのこ園のエリンギィは栽培瓶を使って生産しています。
エリンギィの菌糸が成長していく過程で、一株にたくさんの芽ができます。
その芽全てが成長するとそれぞれが栄養を奪い合い一つ一つのエリンギィが小さなものになります。
一株の中から「芽」をいくつか間引くことによって、エリンギィを大きく成長をさせていきます。
この間引いた芽が『芽とりエリンギィ』です。
しかし、芽を単に間引いている訳ではありません。
お取引先様が希望されるエリンギィの大きさになるように全体の収穫量を見越しながら芽とり作業は進めていきます。
芽とりをすることで特大の「びっくりエリンギィ」ができたり、均等な大きさのエリンギィに成長させることができるのもこの「芽とり」の作業があるからです。
「芽とりエリンギィ」は非常に弾力に優れ、きのこ特有の匂いも少なく食材としても優れていますが、一般的に市場には流通することがないので(地元のイベントなどで販売)手にすることができた方はとてもラッキーです。
「訳ありエリンギィ」は収穫後一つ一つ検品しながら選別・出荷作業を行っています。
北村きのこ園独自の選別基準がいくつかあり、大きさや色や形がそれぞれ基準に満たないものがどうしても出てきます。
品質には全く問題がないものの、大きさやカサがかけているなど基準に満たない訳ありの部分をカットし、販売しています。
大きさも様々で大きなエリンギィも含まれており、お値段もリーズナブルで非常にお得感満載のエリンギィです。
お渡ししたその日に早速調理してくださり、感想を聞かせてくださいました。
開口一番「すごく良いエリンギィ!!あんなに弾力があるエリンギになかなか出会わないから食べてびっくり。とにかく歯応えがあって、私が大好きなキノコです」と。
聞くところ旦那様はきのこ類が苦手で好んで食べることはされないんだそうですが、今回北村きのこ園のエリンギィで作ってくださったお料理は「これなら食べられる!美味しい」と完食してくださったそうです。
今回はエリンギィと白ネギのピラフ・エリンギィと紫玉ねぎのマリネ・エリンギィごろごろコロッケの3品。
1 玉ねぎ、エリンギィはみじん切りにしてしんなりするまでソテーする。
2 蒸したじゃがいもに1を2/3に加え、塩胡椒で味付けし全体をしっかり混ぜ合わせ、ボール状に成形する。
*サランラップを使って丸めると成形しやすい。
3 フライパンにパン粉を入れ、ほんのり茶色に色づくまで全体を乾煎りする。
4 成形したコロッケを乾煎りしたパン粉にまぶしす。
5 みかんの薄皮をむき、実を細かく刻みボウルに入れ、1の1/3とマヨネーズを混ぜ合わせタルタルソースにする。
*油で揚げないのでヘルシーでありながら、ひき肉などがなくてもエリンギィの食感が生かされているので満足感のある一皿。
ミカンの甘さと酸味とマヨネーズのコクに加え、卵を使わなくても、エリンギィの食感がタルタルソースの旨味に繋がる。
旦那様は、きのこのふにゃっと柔らかい食感がもしかすると苦手でいらっしゃるのかもしれませんが、北村きのこ園のエリンギィは食感がよくて残すことなく3品とも全て召し上がってくださったそうです。
森田さん曰く、「エリンギは他のきのこより扱いやすく、食感が好きで普段からよく購入していましたが、北村さんのエリンギィは普段のエリンギとは格段に歯応えが違い、香りが立っていて、私の大好きなエリンギィになりました。
原材料にもこだわり、生産の仕方も手間暇かかっていて、大・大好きになりました。また購入したいです!」と嬉しいお言葉をいただきました。
森田さんありがとうございます!!!
鳥取にいらっしゃった際には、北村きのこ園のエリンギィぜひ手に取っていただけたら嬉しいです。