きのこ通信
お役立ち食材でつくろう!「エリンギィチヂミ」
栄養素を大きくグループに分けると、「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」「ミネラル」「ビタミン」に分けることができます。
三大栄養素は、「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」を指します。
この三大栄養素は私たちの身体の主要な抗生物質で、エネルギーの源になるという特色があります。
今回のお役立ち食材の「卵」は、たんぱく質を豊富に含んでいます。
たんぱく質は臓器や筋肉など身体を構成する主成分となります。
骨格や筋肉はもちろん、皮膚、毛髪、内臓などあらゆる組織を構成する食材です。
卵は必須アミノ酸の配合のバランスがよく、吸収しやすい良質なたんぱく質です。
完全栄養食とも言われていますが、激しいトレーニングをしているスポーツ選手は、たんぱく質の必要量が増してきます。
卵の黄身や白身はもちろんですが、からざ(黄身についている白いヒモ状のようなもの)や薄皮(卵黄膜)にも栄養が含まれているので取り除かず食べることがおすすめです。
卵の殻に衝撃を与えるとヒビが入ってしまいますが、形を保つことができるのは殻を保っているのが薄皮です。
薄皮にはヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が豊富に含まれているので美容にも大変効果があります。
食べるだけでなく、スキンケアの製品の原料としても使われています。
卵は、身体の内側からも外側からもケアできるマルチプレーヤーです。
今回は、エリンギィを溶き卵に潜らせて、フライパンで焼いていきます。
北村きのこ園のエリンギィは弾力に優れているので、他メーカーさんのエリンギに比べて焼き縮みしにくいのが特徴だと思います。
通常、市販のエリンギをフライパンで焼くとぎゅーっと小さくなりますが、その心配はありません。
エリンギィそのものにあまり味をつけていないので、タレを濃いめに作るとパンチのきいた料理に仕上げることができます。
好みのタレに合わせることで、エスニック風にもなりますし、中華風、和風、韓国風に仕上げることができます。
パッとみた感じ、びっくりエリンギィで調理をしたら豚肉で作るピカタのようにも見えます。
しっかりとエリンギィに弾力があるのでお肉ではないですが、お肉を食べているような食べ応え感はあります。
時間もかからず、調理して食べることができるのでぜひ一度お試しください。
