きのこ通信
創業から58年 北村きのこ園の歩む道は
1年に一度の周年行事、今年も若桜町の氷太くんで従業員が一堂に介して開催することができました。
未知なるウィルスの到来により、55周年の行事を開催することができず、翌56周年と一緒に開催し、ここから各グループによるワークショップの立ち上げに繋がりました。
テーマを掲げ、チームごとに意見を出していきます。
商品の品質向上に向けての改善点やお客様へのサービスの提供の仕方、労働環境の改善など様々な議論をするようになりました。
初年度は改善点や想いをどう伝えたら良いのか、意見を口にするまでに時間がかかりましたが、今では各々が自分ごととして捉えられるようになり、日々改善すべき点を心に留めながら仕事に取り組んでくれていることがワークショップの内容からもわかります。
当初は表面的な改善点が上がっていましたが、2回・3回と回数がましていく毎に内容も深まり、同時に進んでいかない議題もあり、その進まない理由もディスカッションできるようになってきました。
各々の意識の高まりを感じます。
今こうして周年行事を振り返って見ると、やはり50周年が大きな転機になっているように実感します。
会長本人の口から北村きのこ園を立ち上げた当時の様子や苦労した点、北村きのこ園に対する想いを語ってもらいました。
50人近くいる従業員もスタート当時を知らない者がいます。
これまでの歴史や会長の想いが聞けたことは、振り返って見るとしっかり心に刻まれていたように思います。
大きな節目に向けて歩んで行きますが、まずは毎日の業務を大切に。
良いものを良い状態でお届けできるようにこれからも品質の向上に努めていきます。
そして、地元鳥取の方にも「木の子と言ったら北村きのこ園」このフレーズが定着するよう地元の方に手にしていただける取り組みも引き続き行っています。
そして、会社としては従業員の皆さんとの信頼関係もしっかり築いていきたいと改めて感じています。
相手のことを知り、その人が求めていることや感じていることを共有することが重要なのではないでしょうか。
横と横の繋がりを密にしながら、困ったことがあればお互いに助け合い、会話を大事にしながら。
北村きのこ園では、夏休みに自宅でエリンギィを栽培する栽培キット「育ててみま専科」を今年もご用意いたします。
実は、エリンギィの栽培には温度と湿度の管理が大きなポイントになるため、夏場自宅での栽培は難しく、自由研究にぴったりだと思いながらもなかなか商品化に至りませんでした。
しかし、実験を重ね夏場でも栽培できるようにキットをご用意しました。
芽ぶいたエリンギィの栽培瓶をお渡しするので、環境が整えば4・5日でエリンギィの収穫が可能です。
温度が上がりすぎないように保冷剤で庫内の温度を一定に保ちながら、霧吹きで湿度の管理を行います。
成長が進むと、酸素も必要になりますので、外気を取り入れながら庫内の温度が上がらないように工夫する必要がありますが、成功しても失敗しても取り組むことが非常に大切だと思いますので、ぜひトライしてみてください。
私も何度か自宅で栽培してみましたが、夏場は本当に家の室内温度も高いので非常に苦労しましたが、うまく成長した時の感動はひとしおでした。
とても楽しい研究になると思いますので、ご検討くださいませ。
栽培キット ¥2,000(税込)
事前に、北村きのこ園のホームページ(メール)もしくは電話0858-73-8314に事前にご連絡をお願いします。
ご来店に合わせて事前に準備をさせていただきます。
