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きのこ通信

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お役立ち食材でつくろう!「ナスとエリンギィのオーブン焼き」

2023-10-31
今月のお役立ち食材は「なす」

夏から秋にかけ収穫され、食卓に並ぶ茄子。

調理の仕方によって様々な食べ方ができます。

和食、洋食・中華などどんな料理にも合うので、世代を問わず愛されている食材です。


さて、古くから茄子にまつわる言葉の一つとして「秋茄子は嫁に食わすな」ということわざがありますね。

秋茄子の美味しさを表現した言葉。

食わすな!と聞くと、美味しい茄子を嫁に食べさせないようにと、意地悪で言っているように捉えられますが、実はお嫁さんの身体を気遣っての言葉。

茄子には身体を冷やす働きがあるので、出産を控えたお嫁さんが食べると体が冷えてしまうのであまりたくさん食べないほうが良いですよという意味があります。

意味を紐解くと優しさも含まれていますね。

なすの魅力
茄子を手に持つとパンとハリがあってとてもみずみずしいしい食材ですね。
収穫後しばらく放置をしていると、水分が飛んでナスがシワシワになってきた経験をされた方もいるのでは。
実は、ナスは90%以上が水分でできていると言われています。
そして、カリウムが含まれており、塩分の調整をしてくれるので積極的に食べたい食材です。
食物繊維(不溶性食物繊維)も含まれているので、水分を吸収して排便をスムーズにしてくれる働きがあります。

茄子は、皮を剥かずそのまま食べるのがおすすめ。
実は皮の周りに食物繊維の部分が多く含まれています。
茄子はアクがあって苦手と言われる方もいらっしゃいますが、アクが含まれているので、包丁で切ったあと断面が茶色く色付きます。
調理する時はあくぬきが必要になりますが、水にさらす時間は短時間にしましょう。
水に溶けやすい性質があるので、水につける時間は短時間にしましょう。
ただ、油との相性が良い食材なので、油と一緒に炒めたり揚げることによりあく抜きせずに食べることができます。
油と一緒に炒めることで、茄子に油がコーティーングされ、溶けやすい栄養素をギュッと閉じ込め、さらにナスの皮の紫を色鮮やかに仕上げてくれる働きがあります。
油と一緒に調理もおすすめです。


ナスとエリンギィのオーブン焼き
<材料>
なす、エリンギィ、鶏胸肉ミンチ、パプリカ、ニンニク、溶けるチーズ、みそ、みりん、砂糖、油

<作り方>
1 茄子を縦半分にカットする。
  スプーンで、皮が破れないようにナスの内側を掘っていく。
  ほった茄子もざっとカットする。

2 エリンギィとパプリカを粗みじん切りにしておく。
  ニンニクは、みじん切りにする。

3 鶏胸肉ミンチにお湯をさっとかけ、臭みをとる。

4 鍋に油をいれニンニクを炒め、香りが立ったところに、ミンチとエリンギィ、ナス、パプリカを入れ炒める。

5 4に味噌とみりん、砂糖で味を整える。

6 オーブンの天板を用意し、くりぬいたナスに5の具材を入れ、上からチーズをかける

7 オーブンに6を入れ、180度で10分加熱する

  

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