きのこ通信
お役立ち食材でつくろう!「白ネギとエリンギィのラザニア風」
鳥取の特産品の一つ「白ネギ」。
ネギは、暑さや寒さ、乾燥に強い作物といわれています。
しかし、暑さや寒さなどに強いといわれていても湿外に弱いという特徴があるので、水はけの良い土地を選ぶ必要があります。
白ネギは鳥取県下全域で栽培されていて、中でも鳥取県西部地区の砂畑を中心に昭和初期から栽培が始まりました。
白ネギの特性を生かし、品種を選ぶことによって年間を通して栽培することが可能な食材です。
鳥取県さんの白ネギは、約10種類ほどの品種を使い分け栽培されているので、1年を通して鳥取の白ネギを食べることができます。
現在では、栽培技術も向上し、水田を改良した土地や中山間地まで栽培の輪が広がっています。
まずは種まき。
種まきから70〜90日で植え付けに。
土壌の改良を行う。
PHの調整を行い、堆肥を入れ土を良い状態へ。
植え付けは同じような太さのものを選びながら、葉を隠さないように植える。
定植後、追肥と土寄せを1ヶ月おきに計4回程度行う。
約30日経過したら1回目の土寄せ、追肥を行う。
ネギの白い部分が30㎝ほどになってきたら収穫する。
購入する際のポイントとしては、以下の点に注目しましょう。
・白い部分が長く、緑と白の境目がはっきりしているもの。
・白い部分を触ってみて、しっかりしているもの。
・切り口が綺麗でみずみずしいもの。
・葉に傷や病気の跡がないもの。
保存するには
・感想を防ぐために、新聞紙などに包み冷暗所で保存すること。
・可能であれば、どろつき・根がついたものが長く保存可能。
・料理に使用する小口切りやみじん切りにカットし、小分けして冷凍保存する。(調理する際は解凍せず、冷凍のままを使用すること)
<材料>
白ネギ、鶏胸肉ミンチ、エリンギィ、パプリカ、ニンニク、パセリ、とろけるチーズ、ケチャップ、中濃ソース、醤油麹、砂糖、塩、こしょう
<作り方>
1 白ネギとパプリカはみじん切りに。エリンギィは薄くスライスしておく。
2 フライパンに油をひき、エリンギィを軽くソテーし、取り出しておく。
3 2のフライパンに油、ニンニクを入れ、ニンニクの香りがたってきたら鶏胸肉ミンチを加えしっかり炒める。
4 3にみじん切りした白ネギと塩ひとつまみを加え、さらに炒める。白ネギに火が通ってきたらパプリカを加えさらに炒める。
5 4に調味料を加え、しっかりと味を馴染ませる。
6 耐熱容器に4の具を薄く平に入れ、その上にソテーしたエリンギィをのせる。合計3層ほどになるよう繰り返す。
7 一番上にとろけるチーズをのせ、予熱したオーブン(200℃)で15分ほど焼き上げる。