きのこ通信
Voice第40弾 鳥取市在住 Mさんの声
きのこ通信では、北村きのこ園のエリンギィをこれまで購入し利用してくださっている方や、初めて手にする方や、初めて口にした方の『生の声=Voice』を毎月1組ご紹介しています。
今月のVoiceは、鳥取市在住のMさん御一家に北村きのこ園のエリンギィを召し上がっていただきました。
Mさん御一家は3人家族。
ご夫婦と3歳のお子様がいらっしゃいます。
「嬉しい!こんなにたくさんいいんですか?」とエリンギィを受け取ってくださったMさん。
今回は、お徳用エリンギィを試していただきました。
調理・ご感想よろしくお願いいたします。
北村きのこ園のエリンギィやエノキ茸は栽培瓶を使い空調管理を徹底する中で生産しています。
エリンギィは菌糸が成長していく過程で、栽培瓶の中にたくさんの芽ができます。
成長を促すには栄養が必要になります。
小さな芽全てを成長させると一つ一つのエリンギィが栄養を必要とするため、それぞれが栄養の奪い合うことになります。
栄養が行き届かないとエリンギィは大きく成長せず、小さなものになります。
大きく成長させるためには、栽培瓶一株の中から「芽」をいくつか間引くことにより、エリンギィ1本1本に栄養をしっかり届けることができます。
この成長過程で間引いていく芽が『芽とりエリンギィ』です。
芽は単に間引いている訳ではなく、お取引先様が希望されるエリンギィの大きさになるように全体の収穫量を見越しながらエリンギィの芽とり作業を進めていきます。
贈答用の時期には、1瓶あたり成長する芽の数を制限(芽とりを多く)することで、特大の「びっくりエリンギィ」ができたり、全体的に均等な大きさのエリンギィが必要とあれば、均等な大きさに成長するようバランスよく芽をとる作業を行っています。
芽とりを行い、標準サイズに成長したエリンギィ(80~100g)が一袋に揃ったものが「徳用エリンギィ」です。
一般的にスーパーなどで購入するサイズが揃ったものが一袋にしっかり入っており、お値段的にも非常にお買い得な商品です。
間引いた芽「芽とりエリンギィ」は破棄することなく、食材として使用することができます。
実は大変優秀な食材で、他のエリンギィより弾力(食感)が良いのが特徴です。
非常に歯ごたえがあり、きのこ特有の匂いも少ないので、一度芽とりエリンギィを食べると虜になる人が多いほど。
ただし、お取引様のご希望や全体の収穫量に合わせながら芽をとっていくため収穫量にはバラツキが出るため、この芽とりエリンギィは一般的に流通しない商品です。
イベントであったり、北村きのこ園の直売所など限られた時と場所でしか手にすることができないため、芽とりエリンギィを購入することができた方はとてもラッキーです。
収穫後、北村きのこ園のきのこはスタッフの手で一つ一つ検品しながら選別・出荷作業を行っています。
北村きのこ園独自の選別基準がいくつかあり、収穫したエリンギィの中には大きさや色、形がどうしても選別基準に満たないものもあります。
例えば、大きすぎたりカサの部分が何かに当たって欠けているだけでも出荷基準を満たすことができないため、出荷することができません。
しかし、カサがかけているだけで、品質には全く問題がありません。
それらを無駄にすることなく、基準に満たない部分を丁寧に包丁でカットしながら「訳ありエリンギィ」として店頭では販売しています。
「訳ありエリンギィ」は大きさも様々で大小のエリンギィがグラム分しっかり入っており値段もリーズナブルで非常にお得感満載のエリンギィです。
どのエリンギィも食材としてしっかりしているので、満足感のあるラインナップです。
「北村きのこ園さんのエリンギィはsoup365のスープに食材として使われているので、これまでも食べたことがあります!弾力があってとっても美味しいですよね」とMさん。
日々の食材の買い物は週1回、生協の宅配を利用されているんだとか。
お仕事をされていて、お子さんも幼いので食材の宅配サービスはとても便利で重宝ですね。生協のきのこ類はカタログにも〇〇県産と書いてあるので、必ず何かを注文をされるんだそう。
特にシメジ・エリンギ・エノキ茸が購入頻度が高く、家族みんな木の子がお好きだとか。
今回は、バターで炒めて、卵で閉じて鰹節をかけた一品。
「味もバターと鰹節でしっかり感じられ、とても美味しかったです。
実はエリンギィを預かってから調理するまで少し時間がかかり、冷蔵庫にしばらく保管していましたが、品質が劣化することなくコリっとしたエリンギィの食感が楽しめました。
匂いも全く感じることなく、素材そのものの良さを感じられることができて、よかったです。
なんといっても3歳の子供がよく食べててくれたのも嬉しかったです。
今後も利用したいと思いますし、工場見学ができることも知ることができたので八頭町まで足を伸ばしてみたいと思っています。
お仕事柄小さなお子さんの離乳食指導などもされていてるのですが、「柔らかい卵と食感の良いエリンギィは弾力があるのでしっかり噛むことになります。
北村きのこ園さんのエリンギィは変な匂いもない上に、弾力に優れているのでお子様たちにも人気が出ると思います。
講座に参加される方に、推し食材としてエリンギィ紹介したいと思います」と話してくださいました。
芽とりエリンギィを立たせたところも可愛いとエリンギィの新たな魅力にも気づいてくださったようです。
Mさんありがとうございました。
卵とエリンギィは、たんぱく質や食物繊維にも優れていますが、離乳食などの観点からも良いというのは新しい発見です。
よく噛むことは、口周りを鍛え、脳への刺激もされるので良いのでしょうね。
勉強になりました。
また、ぜひ召し上がってみてください。
そして、離乳食講座の皆様にもよろしくお伝えください!