きのこ通信
料理してみよう!vol.4 パーティー料理
こんにちは、きのこ応援隊 隊長まえたです!!
さて、11月も後半。2020年もあと少しですね。
年末が近くなれば、普段であれば忘年会やクリスマスがあり、一年の頑張りを労ったりお祝いをしたりというケースがいろいろなところで見受けられましたが、このコロナ禍においての開催はなかなか難しい状況も考えられます。
今年は、お家でできるホームパーティーにシフトするのも楽しいかもしれません。
今回は、簡単にできて、見栄えもするエリンギィ料理をご紹介します。
<材料>
エリンギィ(手でさく)、しめじ、むきエビ、ミニトマト、ズッキーニ、長芋を今回用意しました。色合いでブロッコリー(下茹で必要)を用意されるのもいいです。材料は比較的なんでも美味しくできます。
<調味料>
オリーブオイル、にんにく、鷹の爪、ナンプラー、塩・胡椒
<作り方>
① むきエビは背わたを取り除き、小麦粉をまぶし揉み込み、水で洗う。キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取り、ナンプラーで下味をつけておく。
② 鍋に、オリーブオイル、にんにく(みじん切り)、鷹の爪(みじん切り)を入れ、弱火〜中火にかけ、香りをじっくりとオリーブオイルに移していく。香りが立ってきたらえび、エリンギィ、しめじを加えクツクツと火を通す。
*にんにくが焦げないように気をつける。
③そのほかの野菜(トマト、ズッキーニ、長芋、ブロッコリー)を加え、全体に火が通ったら仕上げの塩・胡椒をふり完成。
アヒージョは、オリーブオイルとにんにく、鷹の爪を使って、具材をくつくつ煮込んでいく料理です。食材は、ご家庭にあるもので代用できます。
えびやたこ、かきや魚介類を入れることにより、より深い味わいが増してきますし、野菜もなんでもOKです。具材によっては水分がたくさん出るものもあるので、その場合は生で加えるのではなく下茹でをしっかりし、水分を残さないようにキッチンペーパーなどでおさえることもオイルが水っぽくならないポイントです。
それぞれの季節で旬の野菜を上手に活用していきましょう。
アヒージョは、オリーブオイル、にんにく、鷹の爪があれば大丈夫ですが、味に深みをだすやり方としてアンチョビを入れる方法があります。アンチョビも好き嫌いがあるので、今回は、エスニック料理にも活用されるナンプラーを使用しました。魚を発酵させて作られたもので、旨み成分がグッと凝縮されています。
*ナンプラーがない場合は、薄口醤油にレモン汁を加えたものでも代用できますし、なくても構いません。
北村きのこ園のエリンギィは「びっくりエリンギィ」があるように大きさもしっかりしています。エリンギィを大きく成長をさせるためには、「芽とり」といって芽をいくつか間引いていく作業が必要になります。芽を取ることによって、残してあるエリンギィに栄養がしっかりと行き渡り、大きく成長させることができるからです。
しかし、間引いた芽も食材としては十分活用できるものです。
この芽とりしたエリンギィの凄さは何といっても『食感』です。コリっと口の中で弾ける音がするようなコリコリとした歯ごたえが一番の魅力です。その食感を丸ごと味わってもらえるメニューが『アヒージョ』です。
小さなエリンギィは丸ごと入れることをオススメしますが、少し大きいものは手でエリンギィをさきます。包丁で切るのではなく、手でさくことによってきのこの断面の表面積が増え、味が染み込みやすくなりますので、アヒージョのオイルがしっかりと染み渡り美味しさが倍増しますよ。
小さなお子様がいるご家庭では、辛味を抑えるため鷹の爪を控えめにしてください。
冷えてくると美味しさが半減するので、鍋ごとテーブルの上において、熱々をお楽しみください。具材に彩を持たせることで、華やかな雰囲気にもなりますので、パーティーなどにも最適です。ぜひお試しください。
北村きのこ園のエリンギィやえのき茸はお取り寄せしていただくことができます。購入後すぐに活用できない場合には、鮮度の良いうちに好みの大きさにカットし、ジップロックに入れ冷凍保存することをオススメしています。